自己処理の中でも、仕上がりが綺麗と人気の脱毛クリーム。そんな脱毛クリームをデリケートゾーンやVIOの脱毛に使ってみたいな…と考えたことがある方も多いのではないでしょうか?
今回は陰毛処理に脱毛クリームを使っても問題ないのか、また使える場合に気をつけるべき事について解説したいと思います!
デリケートゾーンの陰毛に脱毛クリームは使える?
脱毛クリームは、クリームを肌に塗布することで、肌表面に見えているムダ毛を溶かして除毛します。ですので、刺激が強いクリームだと、肌表面のたんぱく質も溶けてしまい、肌荒れする可能性があります。敏感肌の方や個人輸入の製品をよく調べずに使うと起こりがちなトラブルです。
「デリケートゾーン」とも言われるVIOの脱毛に脱毛クリームを使う場合は、必ずVIO専用のものを使用しましょう。陰毛処理に脱毛クリームを使う場合の注意点を3つ解説致します。
基本的にはVラインのみに使用と考える
「デリケートゾーンにも使える!」としか書いていない場合は、VIOのVラインのみの使用にとどめましょう。IラインとOラインは粘膜に近い箇所なので、皮膚が薄く脱毛クリームを使うのに適しません。
赤みが出たり、かぶれや水膨れの原因になりますので、皮膚が比較的厚いVラインのみ脱毛クリームを使用するようにしましょう。
粘膜にクリームが付着しないように気をつけて!
脱毛クリームはチオグリコール酸カルシウムというアルカリ性の薬品を主成分として作られています。チオグリコール酸カルシウムはムダ毛や陰毛の構成物質である硬ケラチンを溶かす成分なので、軟ケラチンで作られている皮膚は溶かさず、いらない毛だけを取り除くことが出来るのですね!
とはいえ、やはり粘膜部分に使用するには刺激が強い化学物質なので、付着させないように使う必要があります。粘膜は皮膚が薄く、薬品の成分も吸収しやすい性質があるので、最悪の場合は出血や水膨れなどの肌トラブルが起きてしまいます。下着をつけながら処理したり、粘膜にクリームがつかないよう工夫しましょう。
肌荒れする可能性も…
脱毛クリームの使用が初めてという方は、すぐにデリケートゾーンで試すのではなく、腕や足など比較的肌が丈夫なところで一度試してから、デリケートゾーンで使用することをおすすめします。
「低刺激」や「肌に優しい」脱毛クリームもたくさんありますが、肌との相性はあるので、かぶれる可能性も0ではありません。
デリケートゾーンがただれるのは病院にも行きづらいですし、イヤですよね!
陰毛処理に脱毛クリームを使う際のコツ
デリケートゾーンの陰毛処理に脱毛クリームを使う場合、一番大切なのは肌トラブルが起きないように使用することです。
肌トラブルを起こさず脱毛クリームを使うコツをご紹介いたします。
頻度・使用法をきちんと守る
「脱毛クリームなんてどれも同じ!」…そんな考えで注意書きを読まずに使用するのは厳禁です。商品に書かれている使い方や注意書きは、メーカーやブランドが開発時にテストして安全だと自信を持って言える方法がきちんと書かれています。
使用前にきちんと読み、一度の使用量や使用頻度などを守って使用しましょう。
自分でパッチテストをすると安心
敏感肌の方や過去に毛染めやパーマ液などの化学薬品で肌荒れしたことがある方は、使用前に自分でパッチテストをすると安心です。
パッチテストとは、使用する薬剤でかぶれや肌荒れなどのアレルギー反応が出ないか事前に確認するテストです。使用予定の脱毛クリームを10円玉分くらい取り、二の腕の裏側や肘・膝の裏など、皮膚が薄いところに塗り10分放置します。(放置時間が10分以内の脱毛クリームは、パッケージに書かれている放置時間を参考にしてください。)
所定の時間が経ったら、濡らしたティッシュやコットンで拭き取り肌の様子を観察します。赤みや湿疹、水ぶくれなどの違和感がなければOKです。
もちろんパッチテスト中に痒くなったり違和感を感じた場合は、すぐに中止して洗い流しましょう。
保湿も忘れずに!
最近人気の脱毛クリームには、美容効果や保湿効果が高いものも多いですよね!それでも脱毛クリームを使用した後は肌がつっぱりやすいので、保湿などのお手入れが必要です。
特にデリケートゾーンは皮膚が薄いので、乾燥するとかゆみの原因になります。しっかり保湿しましょう。
ただし、普段使っていない美容オイルを使ったりするスペシャルケアを脱毛後にするのは危険です。皮膚が過敏になっているので、スペシャルケアが刺激になってしまう可能性があります。
通常のお手入れ方法で保湿しましょう。
デリケートゾーンの陰毛処理は専用脱毛クリームで…!
人に相談しにくいデリケートゾーンのムダ毛問題…専用の脱毛クリームを正しく使えば効果抜群です。
使用法をよく読み、憧れのツルツル肌を目指しましょう!